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『ヒトミ』を観てみた

2014.03.20 Thursday | by あみさん
昨日は『あなたがここにいればよかったのに』に引き続いて、キャラメルボックス アコースティックシアター ダブル・フィーチャー『ヒトミ』サンシャイン劇場で観ました。

交通事故で全身不随になったピアニストのヒトミは、ハーネスという画期的な治療法で歩けるまで回復したが…




色んなところで「あれ?」という点が残る芝居でした。

まず、ヒトミの行動の意図。
最後の最後までヒトミが何をしたいのか周りの人間が分かっていないようでしたが、ピアノを弾きたいに決まってます
体が動かなくなったピアニストが体が動くようになって最初にやりたいことは何?と聞かれたら、普通はピアノを弾くことって答えますよね。
そこで選んだのが最初に弾いたピアノだったんですよ。
誰か気付きそうなものですけどね。

そして、目的のピアノが目の前にあるのに、なぜかピアノを弾かないヒトミ
弾きもしないで「弾けない、弾けない」と繰り返すのは駄々っ子と同じだと感じました。
加えて、ピアノをうまく弾けない自分は自分じゃないと思っているようですが、そこは仕方ないですよね。
交通事故にあって大怪我をしたわけですから。
できないものはできないわけで、どこかで折り合いを付けないといけないです。

この2点がどうも腑に落ちなくて、駄々っ子に手を焼く大人たちというイメージだけが残ってしまいました。

ピアノと向き合ったけど弾けない!となればまだ良かったと思います。
そこからなぜ弾けないのか、というカウンセリングが始まって、内面的な問題が出てきてそれをみんなで解決していくと。
実際に、何でも溜め込んでしまうヒトミの悪いところを直すカウンセリングの話しになっていたわけですし。
そんでもって、鍵盤を叩きつけてバーン!となったところに坂口理恵が「それが今のあなたが奏でる音楽よ!」とか言ってくれたら号泣ものだったんじゃないかと。


自分も技術者のはしくれなので、不完全で人の命を奪いかねない危険なハーネスを取り外すように言うのは当然だと思いました。
だって、ハーネスがなくても少なくとも死ぬことはないわけで、外してからまた着けられるようにしっかり改良すればいいんじゃないかと。
ハーネスを外すことに「動けなくなるなんてかわいそう」という反応は違う気がします。

あと、顔に手が触れたところで「暖かい」って言うシーンも違和感が。
首の怪我が原因の全身不随なので、顔に感覚があるのは当然じゃないかと思いますが、どうなんでしょう。


客演の稲荷卓央はちょっと浮いた感じを受けました。
伝統的なザ・演劇という感じの台詞回しなので、キャラメルボックスには合わなかったかな、と思います。

キャラメルボックス公式サイト

☆☆☆
 

『あなたがここにいればいいのに』を観てみた

2014.03.19 Wednesday | by あみさん
キャラメルボックスのアコースティック・ダブルフィーチャー『あなたがここにいればいいのに』サンシャイン劇場に観ました。

日高まひろ森岡季之にプロポーズされた直後、天野大志という見知らぬ男に「森岡と結婚すると不幸になる」と言われ…




今回はタイムループものでした。
『涼宮ハルヒの憂鬱』『ミッション:8ミニッツ』と同系統のお話しです。
最初は本当に余地能力があるのかな、とか、タイムリープものかな、とも思いましたが。

確定している将来の話しは、こういうタイムループものでなくてもあります。
マイケル・サンデル教授のハーバード白熱教室なんかでも取り上げられる題材です。
そこには介入する結果、プラス面もあればマイナス面もあるのが悩みどころなはずなんですが、今作にはそれがなかったんですよね。
つまり、2回目の人生がうまく行っちゃってハッピーエンドなんです。
そこに物足りなさを感じました。

以前キャラメルボックスで上演した『クロノス』『スキップ』では、幸せにはなるんですが、苦渋の選択や迷いの結果、代償を払うところが良かったんですよね。

最後もう一回タイムループして「え!」という感じで終わったらそれなりに面白かったかも。


外から徐々に真相に迫って行くところはミステリーっぽくて面白かったです。
色んなところで人が繋がっているのも、ネタが分かると納得できます。
ストーリー的には面白いんですよね。
やっぱりあるはずの内面的な葛藤だけが抜け落ちていた感じです。


森岡はサイコパスっぽいですね。
平気で嘘をつくし、それがバレそうになったらまた嘘をつく。
しかも、悪びれた様子がほとんどない。

筒井俊作菅野良一の体系ネタが多かったですね。
特に菅野良一のまるで三ツ矢雄二のようなおねぇキャラが強烈でした。
中村綾の長身ネタも笑いました。

おばあちゃん役は笹川亜矢奈
新人というイメージが強いので、おばあちゃん?という感じもしましたが、もとから落ち着いているというかおっとりした感じなのでピッタリでした。

客演の大家仁志が明日誕生日ということで、カーテンコールで客席も一緒に『Happy Birthday to You』を歌いました。
前説で真柴あずきも明日誕生日と言っていたから同じ誕生日なんですね。

キャラメルボックス公式サイト

★☆☆
 

『ウルトラマリンブルー・クリスマス』を観てみた

2013.12.18 Wednesday | by あみさん
キャラメルボックス2013クリスマスツアー『ウルトラマリンブルー・クリスマス』サンシャイン劇場で観ました。

長野県上田市で建設会社を経営する辺見鐘司は、自殺を止めようとした天使プロキオンを助けようとして心肺停止状態になり…




私が観たのはあらすじで書いたとおり、プロキオンストーリーでした。
どうせなら安理ちゃんが天使をやるシリウスストーリーの方が良かったなぁ。
まあスケジュール的にここしか観る時間が取れなかったんですが。



ストーリーを俯瞰してみると、たとえどんな不幸が襲いかかったとしても、早まってはいけない、ということなんでしょう。
鐘司のように自分を犠牲にしてまでも周りの人たちのことを考えて生きていれば、ギブ&テイクで助けてくれることもあるはず。
ちょっと出来過ぎた話だとは思いますが、決してあり得ない話でもないと思います。

ただ、鐘司は必要以上に自分を犠牲にしすぎな気もします。
弟を川から助けたり、バイト先のガス漏れを処理したりまではいいんですが、大学に行かないと決めるところはどうなんでしょう?
おばさんは一緒に働いていた訳だから、立場を逆にすることもできたんじゃないかと。
お金の件もそうで、もっと人を頼ることを覚えた方がいいです。

そんなお人好しの典型に見える鐘司が、いきなり「お前が金をなくしたからだ」と豹変したのが理解できなかったです。
大学に行かないと決心したのと、不渡りを出しそうになって逆上したのとは、何が違ったんでしょう?
そしてその違いは他人に当たり散らすだけの原動力になるものなんでしょうか?
このあたりをもっと丁寧に描いて欲しかったです。


気になるところは他にもあります。

周りを含め、社長は血縁者でないと務まらないと考えている人が多すぎじゃないでしょうか?
地方の会社なのでそういう考え方なのかも知れませんが、「ん?」と思いました。
それと、ロケットを作るには東大に行かないといけないと考えている節があるのも「ん?」という感じです。
色んなところで考え方が古いんですよね。

それ以上に問題なのは脱税の件です。
その日に振り込まないといけない500万円が振り込まれていないからと言って、なんで脱税の容疑になるんでしょう?
税務調査は過去の納税に対して行われるものなはずで、その日の振り込みとは関係ないんじゃないかと。
しかも、振り込まなければ不渡りを出して破産するだけの話で、それがなんで脱税になるんでしょう?
どうもこの件が原因でリアリティを感じられなかったんですよね。

もうひとつ、『ウルトラマリンブルー・クリスマス』というタイトルはどこから来たんでしょう?
ブルーも出てこないし、マリンも出てこないような…



最後にひとつ。
ビデオ撮りの指示がインカムからダダ漏れで気になりました。
イヤホンをすれば済む話なので、単なる怠慢です。
あれだけ「携帯の電源を切って」とお客さんにお願いしているのに、スタッフががこれでは報われません。

キャラメルボックス公式サイト

★☆☆

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