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『涙を数える』を観てみた

2014.08.07 Thursday | by あみさん
キャラメルボックス2014サマーツアー・プレミアム『涙を数える』サンシャイン劇場で観ました。

『TRUTH』の9年前、長谷川鏡吾の友人・舟橋明一郎が父親を斬り殺して逃走したというが…


自分の中ではここ数年で一番の出来だと思いました。


まずミステリーっぽい話しがよくできていました。
鏡吾の父親は本当に横領したのか?
明一郎は本当に父親を斬り殺したのか?
この二つの謎を巡って話しが進んでいきます。

ミステリーとは言っても、鏡吾の父親の件はまずやっていないのは明白で、誰が黒幕なのかが話しの焦点になってます。
明一郎の件についても、明一郎以外に犯人は考えづらくて、なぜ斬り殺したのか?というところが謎になっています。

で、この芝居は登場人物が7人しかいないんで、鏡吾の父親の件に関してはあいつか、でなければあいつくらいしか選択肢がないんですよね。
そういう意味では分かりやすいんですが、それでも最後まで引っ張っていけたところにストーリーテリングの妙があったように思います。
たぶん、話題の中心になっている人間を登場させなかったり(明一郎)、そもそもその場にいなかったり(鏡吾の父親)することで、想像させちゃうんでしょうね。
観客が登場人物と同じ目線で物語を追えるというところがいいんだと思います。


その二つの謎の裏に、登場人物の葛藤がにじみ出ているのがさらに良かったです。

鏡吾の父親も明一郎の父親も家族を守りたいという思いは同じなんですが、取った行動が正反対だった、と。
「仕方なかった」では済まされないものも当然ありますが、それでも悩みに悩んで取った行動だし、自分が同じ立場だったらどうだろう?と考えると悩ましいです。

鏡吾についても藩命に背いて友人を生かすのか、それとも藩命を守って友人を斬るのかで葛藤するし、明一郎も父親の罪を報いるため自らの命を賭けようとします。
こちらも自分が同じ立場だったらどうするだろう?と考えてしまいます。

そういう究極の選択を突き付けられて悩み、そして行動していく姿に共感を覚えました。
こういうジリジリした緊張感を追体験できるのって素晴らしいと思います。


そんなわけで、単純にストーリーを追うだけでも面白かったし、登場人物一人一人を観ていても面白い芝居でした。



キャラメルボックス公式サイト

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