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『雨と夢のあとに』を観てみた

2013.08.09 Friday | by あみさん
昨日、キャラメルボックス2013サマーツアー『雨と夢のあとに』サンシャイン劇場で観ました。

初演の時は確か12歳の福田麻由子ちゃん役を演ってましたね。
今回は13歳の吉田里琴ちゃんでした。
だからきっかり21時に終わるんですね。


ボンヤリとしか覚えてなかったんですが、改めて観てみて、いい話しでした。
朝晴の話しももちろんですが、サイドストーリーふたつでウルッと来ました。

ひとつは朝晴と父・洋平の再会シーン。
朝晴本人も、そして観客も、洋平には朝晴が見えないと思い込んでしまっています。
実際に再会してみると、やはり洋平は反応を示さない。
ああ、やっぱり見えないんだな、と思ったタイミングで洋平が返事をします。
この返事をするまでの間がいいです。
そして、同時に洋平朝晴に対して少しも怒っていない、むしろ家を出てからずっと思い続けていたことが伝わります。

もうひとつは霧子朝晴が見えるシーンです。
朝晴のことを別に嫌ってもいない、むしろ早川と同じくらい好いているはずなのに、なぜ霧子には朝晴が見えないんだろう?と不思議に思っていました。
そのままズルズルと進み、いよいよお別れというところでようやく霧子がある告白をします。
その瞬間、霧子朝晴の声が聞こえるようになるんですね。
その告白で心のどこかにあったわだかまりがなくなり、本当に心が通じ合えた、と。
しかも朝晴の声が聞こえるようになったことを、シャアの「見える、私にも見えるぞ」のように台詞で表現するのではなく、自然と会話が成り立つという形で提示するのが素晴らしいです。

どちらも、相手が聞こえたり、見えたりするということがそのままその人との関係性を表している、という設定が上手く使われていた話しの運びになっていました。
何か目に見えないものを分かりやすく目に見える形にできるのがファンタジーの力です。
その力を見事に使った好例だと思います。


キャラクターで言うと、まず洋平がカッコいい!
朝晴との再会でも、遺体を引き取りにいくときでも、相手の気持ちを汲みながらも泰然自若に物事をこなしていくところが素晴らしいです。
頼りがいのあるいい父親ですよね。

それと、暁子もカッコいい!
途中悪役になりかけますが、ここぞというところでの登場にはシビれました。
怖いけどあのタイミングで現れるのは素晴らしい。

逆にマリアはどこまで行っても身勝手で、最後の最後まで好きになれませんでした。
実の母親だから、娘のことを思っているから、というだけで母親を名乗る資格はないです。


そう言えば、はいつから朝晴が死んでいたことを知ってたんでしょう?
些末なことですが、ちょっと気になります。
全くそんなそぶりはしていなかったように思うので。


最後に話しを本編に戻すと、どんなに相手のことを思っていても何もできない状況というのは、何も幽霊に限らず生きている人間にも起こりうることですよね。
そんなとき、どう行動するのか?
少なくとも思い続けることはできますし、何とかしようと行動し続けることもできます。
これが後々振り返った時に意味を持つんだと思いました。

で、思うわけですよ。
自分の声は聞こえているのか?
自分の姿は見えているのか?




キャラメルボックス公式サイト

★★★


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