<< 『96時間/リベンジ』を観てみた | main | 『100万人のキャンドルナイト』を観てみた >>

スポンサーサイト

2017.08.27 Sunday | by スポンサードリンク

一定期間更新がないため広告を表示しています


  • -
  • -
  • -
  • -

『箱入り息子の恋』を観てみた

2013.06.21 Friday | by あみさん
市井昌秀監督作『箱入り息子の恋』ヒューマントラストシネマ有楽町で観ました。

彼女いない歴35年の健太郎が盲目の美女奈穂子とお見合いをすることになり…




途中までは「最高!」って感じでした。

お見合いの席で奈穂子の父親に反駁するところはグッと来ました。
よくぞ言ってくれた!
周りから奇異に見られている人間って、こういう他人との距離の取り方をするんですよね。
正直、人と話すのが面倒くさくなることがあるんです。
自分が家で仕事をしているのも少なからずそういうことかと。

その後の健太郎奈穂子が距離を縮めていく過程も、ほんわかしていて蹴り飛ばしたいくらいです。
吉牛のくだりで、母親に食事や手をつなぐ許可を取ったり、手を引いて歩く先にある大きな岩を上って回避したりは微笑ましかったです。

あと直接話には関係ないんですが、親同士が参加する婚活なんてものがあるんですね。
自分的にはちょっと衝撃でした。
ある日突然自分の親がそんな話しを持って来たらどうしよう?
真っ先に「どの写真使ったの?」って確認しないと。
坊主かロン毛か金髪かモヒカンか月代か。
もしくは猫耳かアイルーか『ファンタジア』の魔法の帽子か。


このままの雰囲気で終わってくれればよかったんですが、車に轢かれたところから「あれ?」と思うところの連続でした。

まず健太郎の母親の豹変ぶり。
二人の関係を喜んでいた母親が、助けに入った息子が轢かれたというだけでなんで奈穂子を遠ざけたんでしょう?
息子の傍から見るとマイナスな面もプラスとして捉えていた母親なので、奈穂子を救った息子を誇らしく思っても良さそうな気がします。
ここが良く分からなかったです。

それから、健太郎が「障害のある人とは無理」というようなことを言いますが、これもよく分かりませんでした。
一緒に安全に暮らして行く自信が持てなくなった、という意味なんでしょうか?
もしくは、疎遠になったことを納得させるための口実なんでしょうか?
どちらもそうっぽいですが、推測の域を出ないです。
もしかして、ヤリマンちゃんとの会話の中に何かヒントがあったのかな?

最愛の人がいないことで轢かれずに済むことと、最愛の人を救うことができたことを天秤にかけて、前者が勝っているというところがどうも納得いかないです。
不思議と誰も後者に目を向けていないんですよね。
「お前、良くやったな」くらい言ってあげる人がいてもいい気がします。
まあ、それが健太郎の父親だったのかも知れませんが。


些細なことですが、健太郎が仕事を抜け出す時に「13年休まなかった」と言っていますが、この時点でそれは嘘ですよね?
だって、車に轢かれて意識がない期間があったから。
仮に健太郎が勘違いして言ったんだとしても、映画的には「嘘じゃん」と思わせては失敗だと思います。
黙って飛び出すなり、「早退します!」とだけ言うなりすれば十分じゃないかと。

もうひとつ、なんで健太郎はベランダに上がらないで不自然な姿勢でぶら下がり続けたんでしょう?
上がったら見つかると思ったからだとしたら、一階に足が見えちゃっている方がマズいです。
しかも、長時間あの姿勢でぶら下がっているのは大変だろうし、まして奈穂子ほどの腕の細さで健太郎が持ち上がるのもおかしいし。


穂のか演じるヤリマンちゃんが役どころとしてはお気に入りでした。
周囲から奇異な目で見られているという点で健太郎と同じなんですよね。
それが最後健太郎の唯一の相談相手になっちゃっているところに表れてます。


最近『みんなエスパーだよ!』で毎週夏帆ちゃんを見ていますが、こっちの方が断然いいですよね。
まかり間違っても毎回パンツ見せまくったりはしないで欲しいです。

あと全盲の役のため、視線があらぬ方向を向いているのはスゴかったです。
もしかして目の前が真っ暗になるコンタクトでも入れてたのかな?


最後にひとつ。
課長がいつか「ヒューマントラスト」と連呼しながら歩き回るんじゃないかとヒヤヒヤしました。
どちらも古舘寛治なので。


前半良かっただけにもったいないなぁ、という感じです。
まるで日本対イタリアの試合を見るようだ…

『箱入り息子の恋』公式サイト

★★☆


スポンサーサイト

2017.08.27 Sunday | by スポンサードリンク

Comment
Add Comment









Trackback URL
Trackback
『箱入り息子の恋』お薦め映画
遅まきながら親離れの時期を迎えた箱入り息子と箱入り娘は、いつの間にかロミオとジュリエットになってしまっている。あまり目の不自由さは前面に押し出されていない。一風変わった見合い話を、普通の奥手な男女と親の成長物語として描いているバリアフリーなラブ・コメ
  • 作曲♪心をこめて作曲します♪
  • 2013/06/29 9:13 PM
Selected entries
Categories
あみさんのつぶやき
横浜FC
PR
Powered
無料ブログ作成サービス JUGEM